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「捨て猫・捨て犬禁止」看板設置
平成18年3月20日〜31日

設置日:平成18年3月20日〜31日
場所:河川敷
設置費用:社会福祉法人墨田区社会福祉協議会からの助成金より
看板制作:アイキャッチサインに発注(とても綺麗な仕上がりです)
設置協力:NPO法人ねこだすけ、墨田区屋外管理事務所

野良猫問題の最初の原因は「捨て猫」です。飼えないから捨てる、猫は物ではありません。法律では平成18年6月1日より愛護動物(犬や猫等)を捨てる犯罪は、罰金が30万円から50万円に引き上げられました。罰金を払いたくないから、猫を捨てるのをやめるというのも問題ですが、捨てる事がいけないこと(犯罪)という、簡単な事すら私達は気付かなくなってしまったのでしょうか。

この度、河川敷に「捨て猫・捨て犬禁止」の看板が4本立ちました。看板の文字は次の通りです。 『遺棄犯罪(捨てねこ違反)は罰金50万円。地域の愛護動物所管行政は、ねこの一生涯に渡る適正な終生飼養をすすめています。犯罪通報110番!!犯罪の所管は警察署』 以前、河川敷では猫などの動物が捨てられました。野球をやりに来た帰りに猫を捨てて帰る、病気になったから捨てる(実際、全盲の猫や不治の病の猫が捨てられたと聞きます)、河川敷は自然があるから何とか生きていけるだろうと捨てる(本人は「自然に返した」と思っている)。捨てられた動物達は、殆ど無惨な死に方をします。カラスやまむしの餌食、病死や餓死。猫の精神年齢は人間の4〜5才といいます。いきなり環境の異なった外の生活では、このような結果がおおよそ想像がつくでしょう。

看板の効果は高い
です。まず、この看板に多くの人が目を止めます。時々、看板をじっと見ている方がいるとちょっと嬉しくなります。また、敷地を管理している墨田区屋外管理事務所の方が設置をして下さり、捨て猫、捨て犬の監視の目を光らせています。近くの交番にもパトロールをお願いしました。人の目が犯罪をなくします。実際に看板が立っていると、捨て猫はありません。是非、あなたの地域の捨て猫が多い場所に、看板を設置してみてはいかがですか?設置場所にはもちろん許可をとって。事情を説明すれば、きっと協力してくれるはずです。



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